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今週のThe Economist:我が愛しのリラ

原題:Italy and the Euro: That lovely lira (June 9th, 2005)
   Economics Focus: The real picture (February 17th, 2005)


気の早い話といえばそれまでだが、早速イタリアの一部(連合与党のひとつである北部同盟Northern League)がユーロからの離脱とイタリアリラへの回帰へ向けてキャンペーンを張っているらしい。まぁ、現時点では直接投票実施のための署名集めをはじめたという段階で、他の与党も距離を置いている(まぁ、当然といえば当然か)ということなので、当面イタリアの離脱が政策課題に上ってくることはないだろうが。

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小休止:雑感とMusic Baton

EUネタを労働市場のネタと絡めてなにか書こうと思っていたものの、まるで考えがまとまらないまま「あー、これじゃ今週も更新できないなー」と思っていたところ、かみぽこぽこさんと本石町日記さんからMusical Batonなるものを頂戴したので(どうもありがとうございます)、これ幸いと私も乗って見ることにしました。

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今週のThe Economist: ヨーロッパに捧ぐ詩

原題:Leaders: A song for Europe (May 28th, 2005)
Special Report: A severe crise d’identite (May 28th, 2005)


すっかり不定期更新ブログと化しているここで時事ネタを扱うのは結構難しいのだが、既に出涸らしになっていることを覚悟の上でEUネタを書いてみたい。筆者はエントリーのすみっこやコメント欄で何度かEUに対してネガティブなことを書いているし、ネット以外でもEUダメでしょ、といった与太はよく飛ばしている。で、ほとんどの場合は賛成してもらえない。いや、もらえなかった。

それがフランスでEU憲法批准が否決されるわ、オランダでも大差で否決されて「もうEUはこれで終わりだ」みたいな記事が大量に出てくるわ、時代が変わったなぁとしみじみ思う。先週のThe Economist誌(フランスの投票日の前日くらいに発行)でも、はなからフランスでもオランダでも否決されることを前提に特集が組まれている。この特集がポイントをきれいにまとめているように思えるので、それを踏み台にして少し書いてみたい。

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