« 人民元切上げのお話 | Main | 郵貯:改革の理由(1) 民営化について言える事 »

指導者の資質(上)

なんだかいつの間にか永田町の方がえらく緊迫している。このくそ暑い時期に選挙ですか。本来であれば、一応経済系ブログのつもりのここでは「政局がどうのよりも、郵政問題をどうするかという本質を忘れてはならない」みたいなノリで書くべきなのかもしれないが、筆者にはこの郵政問題について何かを書けるほどの知識もなければやる気もない。

民営化による効率性の向上や「田舎の切捨て」みたなコストの話は極めてミクロな問題であって、人件費やマーケティング戦略やら、細かい数字の積み上げをしていかないと語れないことが多すぎる。これは同時に、積み上げ方次第でどんな結論だって恣意的に導きうると言うことでもある。しかも、その結論の恣意性をチェックするのは更に手間のかかる作業だからたまらない。そういう仕事は総研のようなマンパワーのあるところの独擅場であって、場末のブログでやる作業ではありえない(で、総研は大概客から結論ありきで仕事を請けるので、そのレポートはまず参考にならないとくる)。どちらかといえば、郵政の問題は利権問題を含めた政治的な問題として理解した方がすっきりするのではないだろうか(郵貯は別)。

というわけで、今回は少し目先を変えて、永田町全体をひとりで振り回し続ける小泉首相のことを考えてみたい。なにしろあの森前首相から「変人以上」と言われてしまったのだからちょっともう半端ではない。

小泉首相の合理と不合理

ざっと新聞やニュースサイトを眺めた感じだと、小泉首相が頑固に、論調によっては意固地になって郵政改革法案の採決と否決後の解散総選挙を推し進めている、という流れで書かれている。理屈ぬきの意地の問題であり、彼が考えていることを合理的に理解することなど出来ない、という感覚は各紙の記者に等しく共有されているようで、ある種天災のような扱いになっている。まぁ確かに、採決の結果も出ないうちから衆院解散という取って置きの切り札を裸で切ってしまっているわけで、しかも解散後の勝算は不透明を通り越して敗色が濃くなってきている、となると、切り札を出すタイミングとしてはどうよ、という感想は普通に出てくる。

筆者自身も、彼が緻密に合理的に全ての状況を考慮して、繊細な戦略を組み上げているとはあまり思わない。どちらかといえば彼の生き方がそうさせているのだろう。しかし、彼の生き方や基本的な考え方の裏には一定の合理性があり、それが結果として彼の行動に合理性を与えている節がある。以下、説明したい。

小泉首相の目的はいうまでもなく郵政改革にある。で、相手(国会議員)を自分の思い通りに動かすためにはアメかムチかのどちらかしかないことは再三書いてきた。そして、基本的には、ムチはその威力が大きければ大きいほど強制力を増す。その点、小泉首相がもっとも強力なムチを用意してきたのはごく当たり前の、合理的な行動といえる。

しかし、「大丈夫か韓国(4)」で書いたとおり、強力なムチというのは相手だけではなく、自分をも傷つける恐れがある。だから、実際に裏切られてしまった後では、彼はムチを振るうのをためらう。ムチを振るえば相手は確実に痛い思いをする。過ちを認めて詫びを入れてくるかもしれない。しかし、いくら詫びを入れられたところで過去の決断をひっくり返せるわけではない。つまり、相手の詫びという完全に無価値なものを手に入れるために、自分自身も痛い思いをしてムチを振るわなければならないわけだ。これは全く合理的ではない(この場合、ムチとは衆院解散であり、相手は選挙落選という痛みを、自分は首相の椅子を失うという痛みを受けることになる)。

つまり、この強力なムチはその強力さゆえに実際には使えない代物となり、事実上ただのハッタリと同じことになってしまう。当然、相手(国会議員)はそのことを合理的に予想し、ハッタリを無視する。この結果、強力すぎる武器は完全に無力化されてしまい、ほどほどの攻撃力を持つ武器(次の選挙で公認から外すぞ、とか、スキャンダルばらすぞ、とか)しか使えなくなってしまう。伝家の宝刀が抜かずの宝刀になりやすい(この問題に限らず、安保理での拒否権発動とか、核ミサイル発射とか、全てそうだ)のはこの辺りに理由がある。

実際、「参院で否決されても首相は解散しないだろう」という観測が根強くあったのはこのような「抜けない宝刀」の問題があったからだ。こう考えてくると、小泉首相の行動は滑稽でしかない、ということになる。抜けないことを見透かされている宝刀を振り上げて見ても誰もびびらないのである。というより、びびらないはずであった。


将来予測を縛る脅し

ところが、現状はだいぶ異なる。もちろん、小泉首相が未だにハッタリをかましている可能性はゼロでは無いのだが(千両役者だし)、どうやら彼は本気らしいということが1週間くらい前から分かってきた。では、今の彼の行動はまるで合理的では無いのだろうか?実は必ずしもそうとは言えない。上の議論にはひとつ穴がある。それは「ムチを振るったからといって小泉首相が痛い思いをするとは限らない」という点だ。もし彼に選挙を勝ち抜き、首相の椅子を守り通す秘策があったら?シナリオは全く変わってくる。それならば彼は自由気ままにムチを振るうことが出来るからだ。例えば(筆者の適当な想像だが)、小泉首相が郵便局関連のスキャンダルのネタを多数保有しており、選挙が始まると同時に自民民主を問わずそれらのネタを公開してしまう、とか。

つまり、小泉首相が本気だ、ということを前提にすると、「彼は総選挙後も首相の座を維持出来る「何か」を隠し持っている」と推測することが合理的になる。言い換えると、彼は直接的には「衆参両院で郵政改革法案を否決したら解散する」と脅しをかけているわけだが、同時に解散後の総選挙での彼の楽観的な見通しをも表明しているのだ。そして、合理的な人間は彼の楽観的な見通しの裏にある「何か」を類推し、それを前提にして行動することになる。

この結果、彼の脅しは衆参院での採決に対してだけでなく、その後の総選挙でも議員の行動を制約することになる。古今東西、(上で説明した「抜けない宝刀」の予想を超えて)ゴリ押しが成功するケースが多いのは、自らの意思を強力に伝えることで、相手の行動を将来にわたって制約できるからだと言えるだろう。

ちなみに、彼が秘策を実際に持っているかどうかは上の議論では全く問題にならないと言うことを確認していただきたい。秘策の存在は相手(議員)が類推しているだけだ。そして、その類推に基づいて総選挙で小泉首相に擦り寄ることが合理的になりうるということがこの戦略のミソである。抜けないはずの宝刀を抜いてしまったという事実だけで、相手の行動パターンに決定的な影響を与えるわけだ。


首相の資質

と、長々と首相の行動が合理的に説明可能であることを書いてきたわけだが、上でも書いた通り筆者は首相自身がこのような思考をしているとは全く考えていない。とび職出身で昇り龍の刺青を背負い、護憲派として活躍して衆議院議長にまで上り詰めた祖父又次郎氏の「勝負師」としての血と博才とを引き継いでのことなのだろう(小泉首相はこの又次郎氏にマージャンから花札まで教わったとのこと)。上で書いたことは別に政治の話だけではなく、博打から喧嘩までなんにでも通用する話だ。そういった「勝負の世界」で練り上げられてきた経験則には当然それなりの合理性が反映されている。小泉首相は無意識のうちにこれら「勝負の世界」の合理的な経験則を応用しているのではないだろうか(上で長々書いてきた話も、ポーカー的には「勝負時を見定めて、ここぞという場面では手札にかかわらず躊躇わずにレイズする」ということになる)。

「抜かずの宝刀」を抜けば全く新しい世界が広がる、ということを理解していても、実際に抜くには結構な勇気がいる。相手の受け取り方ひとつで裏目に出ることもあるし、そもそも抜いた前例が少ないから過去の経験に頼ることも出来ない。そこでリスクを取れる人間が勝負師であり、大きな成功を収めた人物は多かれ少なかれこの資質を持っていたのだと思う(その逆は成立しないが。勝負師の資質があれば成功する、というわけではない)。

そういう人物が日本のトップにいる、というのは恐らく滅多にないことであり、同時に非常に面白いことでもある。日本そのものをチップに勝負に出ることが出来る人間はそうはいない。その意味で、小泉首相は指導者の資質があると言えるのではないだろうか。その点で筆者は小泉首相を支持しているし、出来ればもう少し首相をやっていてもらいたいと思っているのだが、さてどうなるか。

ところで、小泉首相と半ば重なる意味で指導者の資質がある(と筆者が思っている)人物がいる。世界の指導者の中で間違いなく人気ワースト1のブッシュ大統領その人なのだが、長くなってしまったので彼についてはまた別稿で。


本日のまとめ

意地や賭けといった非合理的な行動として理解されている小泉首相の決断には一定の合理性がある。

相手を思い通りに動かすにはムチ戦略が有効だが、強力すぎるムチは自分にも跳ね返るため、通常は利用できない。しかし、それでもなおその強力なムチを使うと周りが信じた場合、状況次第で相手の行動を将来にわたって縛ることが出来る。

日本全体を賭けてリスクを取れる小泉首相には、指導者としての資質がある。


#念のために書きますが、このエントリーは政局予想ではなく、一風変わった視点の提供を狙ったものですので、明日さっくり首相が前言を翻しても怒らないでください(笑)。

#そういや、相変わらず影が薄い民主党はなにをやっているんでしょうか。そもそもかれらが郵政改革に賛成なのか反対なのかも判別しかねるのですが・・・。ちなみに、上の理屈は民主党にも当然波及するので、秘策ありと見た民主党員が賛成に回るというのも可能性としてはありです。ただし、賛成すると選挙が消えるので、その意味では賛成へのハードルは高いですが。(この部分8月7日19時34分追記)

|

« 人民元切上げのお話 | Main | 郵貯:改革の理由(1) 民営化について言える事 »

Comments

もっと単純に小泉さんは首相の椅子に固執していない、という考え方はありませんか?

Posted by: ひろ | August 07, 2005 at 06:52 PM

ひろさん、コメントありがとうございます。

その可能性は一応私も考えたのですが、以下の3つの理由から今回は無視することにしました。

1. 首相の目的が郵政改革にあるのだとしたら、改革実現のためには首相であることが決定的に重要。「地位に恋々としない」という態度は自己矛盾してしまう。

2. ここで重要なのは彼自身の感覚ではなく、周囲の議員の類推であり、彼らはそういう枯れた予想を立てない可能性が高い。

3. 首相の椅子に固執していない、ということは、1.での結論から言っても、首相の目的は自民党を壊すことそれ自体になってしまう。それならばもっと確実に壊す方法はいくらでもあったはず(もっと支持率が高いときに)。

というわけで、上ではひろさんがご指摘の可能性は無視して話を進めました。まぁ、実は4番目にして最大の理由は「それだとエントリーが書けなくなるから困る」というものなのですが(笑)。

Posted by: 馬車馬 | August 07, 2005 at 09:14 PM

ドイツのシュレーダー首相が解散に踏み切ったのは記憶に新しいところです。
郵政法案が否決されてそのままでは、なんの展望も開けないでしょう。
だから1ヶ月も長く首相をやるという事は考えてないんじゃないですか?
今の自民党・民主党という区分けは考え方の方向性を元にしておらず
わかりにくいので、本当にガラガラポンして政権交代のあるような
二大政党制にするのも面白いんじゃないかなと思っています。

ブッシュ政権については。。
最近ずいぶん1期目と政策が代わってきているように思います。
最近やっている事は結構、合理性があるように思うんですね。
まあ彼自身がどれだけ自分で考えているのか不明ですが。。

Posted by: のびい | August 07, 2005 at 11:47 PM

ご返事ありがとうございます。最後の本音?を聞かせていただいたので、満足です(^^

Posted by: ひろ | August 08, 2005 at 12:13 AM

お久しぶりです。

論理について補足を一言。
お話では、伝家の宝刀は相手に抜くと信じてもらえないから抜けない、という論理がありますが、これは逆に言うと「相手に抜くと信じさせることが出来れば抜ける」ということでもあります。
となれば、現段階で小泉君が頑迷極まりない態度を取ることは、他者に解散を信じさせる上で非常に有効な行動であり、極めて合理的だと考えております。場合によっては青木・森両氏もグルなのかもしれません・・・いや、それだと情報が漏れる恐れがあるからそれはないでしょうが。そして、今後も自らの発言の重み・信憑性を高めるために解散を実行することも十分にあることでしょう。

ともあれ、経済問題では今二つと思っていた小泉君ですが、修羅場の強さは素晴らしいですね。ここ十数年で一番優れた宰相ではないでしょうか。

Posted by: 鳳天 | August 08, 2005 at 01:45 AM

参院での結論が出る前に、書き込みさせて頂きます。
私は、小泉さんは首相の椅子に固執していない、と言うところが基本ではないかと思っています。頑張っても任期はあとほぼ1年。ここで自分への痛みを避け、首相の椅子に恋恋としたところで、レイド・ダックになる事は見えています。なお、最大公約の郵政民営化の実現という目的があった以上、もっと支持率が高い時に云々…というのは、話が違う気がします。
とはいえ、重要な事は馬車馬さんのおっしゃる通り、周りの議員がどう思うかであり、鳳天さんの読みのように、森さんの「グチ」は、やはりグルとはとは言わないまでも、彼なりの「援護」ではないでしょうか。
それにしても、そこまでしてでも、まだ「小泉さんは、それでも首相の地位は捨てられまい」と考え、解散など打てないと考える国会議員達の頑迷固陋、あるいはその保守性には恐れ入りますね。

Posted by: 杣山人 | August 08, 2005 at 11:20 AM

こんにちは。馬車馬さん。
えらい事ご無沙汰しておりました。(笑)
いや~やはり馬車馬さんは一味違いますね。
意外と御近所の方なのかもと思う今日この頃です(笑)

Posted by: 太郎 | August 08, 2005 at 03:53 PM

のびいさん、コメントありがとうございます。

シュレーダーと小泉首相の決定的な違いは、レイムダックになるリスクを自ら取りに行ったか、状況(例の地方選)に追い詰められたかにあると思います。それだけに「理解しがたい」という反応が一般的になるのでしょうね。

ガラガラポンはぜひやって欲しいところですが、自民党以上に統一感のない民主党を何とかしないといけませんよね・・・リベラルなのは構わないんですが、もう少しバランスが欲しいなと。

ブッシュ外交はライス女史の功績が大な気がしますね。どちらにせよ、ブッシュの長所はそういったおつむの良さとはまるで違うところにあるような気がします。

Posted by: 馬車馬 | August 09, 2005 at 07:19 AM

鳳天さん、どうもお久しぶりです。

おっしゃるとおりだと思います。ただし、「合理的行動」という仮定を完全に適用するには、「小泉首相が選挙に勝利する可能性が(たとえ小さくとも)ある」ことが前提になります。

先ほど首相は過半数を取れなければ退陣と明言しましたが、これはもうポーカーですね。まず小泉首相がレイズし(否決したら解散)、反対派もレイズ(否決)仕返した。そこで更に小泉首相はチップを積み増した訳ですね。躊躇なく。これに対して反対派や特に欠席したグレーゾーンのへたれ達がどう反応するかは見ものです。小泉首相の手札はブタと見るか、フルハウスが揃っていると見るかで対応は逆転します。

彼の経済への理解はダメダメでしょうが、首相というのは責任を取るためにいるのであって、難しいことは周囲の人間が考えればいいのだと思います。その責任の重さに押しつぶされない強靭さこそが首相に求められる資質なわけで。

Posted by: 馬車馬 | August 09, 2005 at 07:37 AM

杣山人さん、コメントありがとうございます。上に上げた3つの理由は重要度順でして、3番目の理由はご指摘の通りちょっと弱いですね。なんとなく区切り良く3点、と示して見たかったもので。

そういえば、森さんは早速森派会長に復帰しましたね(笑)。

結局、人は自分の価値基準でしか人を図れないのだと思います。ただし、こう考えると「合理的」であることを普遍的な価値基準と捉える私の考え方に矛盾してしまうのですが。その意味で、感情的で意固地だったのはむしろ反対派の方だ、という解釈も出来るんですよね。

Posted by: 馬車馬 | August 09, 2005 at 07:43 AM

おお、太郎さん、お久しぶりです。

相変わらず思いつきを垂れ流しております(笑)。なんかああいう勝負師っぷりを見せられるとなんだかうれしくなってしまうんですよね。それで書きかけのエントリーをさっくり没フォルダに放り込んでこれを書きました。

実は毎日顔を合わせていた、とかだったりしたら笑いますね。ネットだとたまにありそうです。

Posted by: 馬車馬 | August 09, 2005 at 07:48 AM

『衆院解散につながる造反に参院反対派が突き進んだのには、首相は解散できないとの「甘い見通し」(党幹部)があったのは確かだ。参院反対派は「首相は解散しないだろうという見通しだけで盛り上がった面がある。今では反対票を投じたのに後悔する人もいる」と、ため息を漏らす。』産経新聞8月9日 http://www.sankei.co.jp/news/050809/morning/09pol001.htm

とりあえずこいつらだけは真正の阿呆だと思います。勝負時が読めなかったのでは話になりません。勝負時を自覚して、レイズするか降りるかを考えなければならなかったのですが・・・

Posted by: 馬車馬 | August 09, 2005 at 07:55 AM

ども、お久しぶりです。

日曜のサンデープロジェクトで亀井静香が「小泉さんは否決されても絶対に解散しない」と言ってたのを見て、”ああ、こいつやっぱバカだな”と痛感してました。

(新党を作る場合の構想などを聞かれた時も見事な時代錯誤っぷりを披露してくれてましたが)

亀井静香もそうなのですが、そういった読みきれない真性のアホウどもを選出してるのは、その地元の人々なわけで、彼らが何かを学ばない限り、歴史はまた繰り返されるのでしょうね。形を変えて。笑

Posted by: 名無之直人 | August 09, 2005 at 12:44 PM

今までの宰相経験者は、任期後も一定の力を保持するために決定的な衝突を避けてきたのではないでしょうか。

反対派はそれがアタリマエだと思ってる(彼ら
の行動原理そのもの)から、小泉も最後は折れると信じていた。

しかし元々派閥の中でも孤立してた小泉にとっては、権力=地位でしかなく、宰相の地位を手放せばもはや出来ることはない。

おそらく小泉にとっては、任期後なんか考えてなくて、宰相で居られる間に出来る限りのことはすべてやろうということではないか。

故に、やったろうじゃん、と。

Posted by: ■□ Neon / himorogi □■ | August 09, 2005 at 02:13 PM

どうも始めまして。

衆院解散(及びそれへのコミットメント)を戦略的に解読するというのは、なかなか面白そうなトピックですね。ちょっと気になった点があるので、通りすがりにコメントさせてもらいます。

衆院解散をすること自体が、他の議員達の首相の持つ情報に関する予想に影響を与えるということですが、もし首相が秘策を持っているいないに関わらず同じ行動をとるなら(と解釈しましたが)、その行動は、議員達に何も情報をもたらさないことになるのではないでしょうか。(そして、違う行動をとるとすると、これはシグナリングの話になりますね。)

他によくあるモデルは、小泉首相は実は合理的でない真性の変人である可能性があるというものですね(よって、たとえ合理的であっても、変人であるかのように振舞って、相手を脅すインセンティブがある)。この名声のモデルのほうが、小泉的な人には、より合っているんじゃないでしょうか。ただ、解散が回避できていれば、このモデルは本当にぴったりだったのですが......

Posted by: tazuma | August 09, 2005 at 02:18 PM

馬車馬さんはじめまして。ブログを興味深く拝見しております。

法案反対派は当初騒がれていた新党結成の方向には向かわず、将来の自民党復党や県連レベルでの推薦を視野に入れて無所属で出馬する情勢のようですね。ということは彼らはポスト小泉の自民党体制を睨んで、小泉首相は「総選挙後も首相の座を維持出来る「何か」を隠し持っている」と推測しているのではなく、まさにその反対を考えているということになりませんか? 一所懸命に抜いたせっかくの宝刀も効果がなかったということのような気がするのですが。

Posted by: アングラ | August 09, 2005 at 10:23 PM

名無之直人さん、どうもご無沙汰しておりました。

あんまり阿呆が多すぎると私の書いたことが丸々無効化されかねないので困ります。しかし、本当にそうかも・・・

地元への利益誘導も政治家の仕事のうちですから、地方の住民にとってはそれでも彼に、というのは合理的なのでしょうね。結局、ああいう人たちを根絶するのは無理ではないかと。それよりも、都市部を支持基盤にする民主党が党を挙げて反対した事が問題なように思います。

Posted by: 馬車馬 | August 10, 2005 at 02:48 AM

Neonさん(改めhimorogiさん、なんでしたっけ?)、コメントありがとうございます。

あ、それは面白い点のような気がします。確かに、院政を敷いて得られるベネフィットって大きい(もはや過去形かもしれませんが)んでしょうね。そう考えると、小泉首相が積んだチップは「残り任期1年の首相の椅子」よりも遥かに高額なわけで、ますます「やけっぱちで」「理屈抜きで」解散した、という巷のの論調は成立しづらいようにも思いますね(これについては次のコメントも合わせてごらんいただければ)。

Posted by: 馬車馬 | August 10, 2005 at 02:56 AM

tazumaさん、はじめまして。コメントありがとうございます。本職の研究者の方からコメントが頂けるとは光栄です(練習問題は私もチャレンジさせていただこうと思います)。

前半部分についてですが、なんとなく念頭に置いていたのはforward inductionの議論です。亀井静香氏あたりが解散はありえないとか、森前首相が「変人以上」とか言ってるのを聞いて、「あー、彼らには小泉首相の行動が均衡経路外に突っ走っていく既知外にしか見えないんだろうなー」と思いまして。で、そういう解釈のしかたってsequential equilibrium的だなぁ(別にTrembling-handでもいいですけど)と思ったのがエントリーを書くきっかけでした。

言われてみると、ご指摘頂いたとおりシグナリングで考えた方がすっきりしたような気もするのですが、とりあえず「一般的には既知外にしかみえない行動がimplyする合理性」みたいなのにこだわっていたせいかまるで気がつきませんでした。とりあえず、選挙という次のゲーム(matching pennyでも何でもいいですが、複数均衡を持つ同時手番ゲーム)での首相の行動に対する信念に、今の(均衡経路外への)行動が影響する、と考えればしっくり来るかなぁ、と。少なくとも、既知外じみている、でお仕舞にするよりも面白いかな、と思ったわけです。

問題なのは、forward inductionの話はずいぶん前に授業でちろっと聞いただけなので、まるで勘違いして使っているという可能性がある事なのですが・・・やばいところをご教授頂ければ幸いです。

既知外のふりをして「抜かずの宝刀を抜けるんだぞ」と脅す、というのはなんとなく実行が簡単そうに見えるんですが、実際はどうなんでしょうね。あれだけ変人変人と言われ続けていたにもかかわらず、解散しないと信じていた人がいたみたいですし。

Posted by: 馬車馬 | August 10, 2005 at 03:22 AM

アングラさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

私も上に貼った産経新聞の記事を見て、ここまで馬鹿だと本文のロジックは機能しないかも・・・と思っていたりします。ただ、新党を作らないのはもともと小選挙区に強い地盤を持つ人たちが多いからという解説もありましたね。

とりあえず、欠席したへたれ集団(と反対した造反議員)のうち何人が弁明書を提出して帰順の意志を示すかを楽しみにしています(笑)。

Posted by: 馬車馬 | August 10, 2005 at 03:29 AM

というかですね、脅しが合理的に機能するためには自民党という組織がトップの号令下で一丸となる類の(判り易く言えばイギリスの政党のような)文化を持っている必要があるのではないかと。今の地方県連の動きを見ると、明らかにそうではないですよね。反対票を投じた議員が帰順しなくても県連レベルで推薦を受けて、結局は当選し、その帰結として小泉総裁が辞めざるを得なくなるシナリオを造反議員たちは描いていて、それは結構あり得るのではないかと。阿呆パワーの強さと言ってしまえばそれまでですが、何か日本の政界でありがちなパターンかとも思えます。

Posted by: アングラ | August 10, 2005 at 05:19 AM

ああ、なるほど、forward inductionでしたか。それは確かに、「一般的には既知外にしかみえない行動がimplyする合理性」の話にはぴったりきますね。納得しました。

ただし、「秘策」のあるなしは問題ではない、というところは誤解を招くかもしれませんね。「秘策」の情報を首相側が独占していたとして、シグナリングが行われなければ、議員達の行動は「秘策」それ自体によっては全く影響を受けないので、(ForwardInductionのモデルでも)「秘策」を持ってくる意味はなくなってしまうような気がします。

いわずもがなかもしれませんが、馬車馬さんが言いたいことは、FowrardInductionの中でも、いわゆるBurning Moneyの話(コストのかかる行動をとることで、将来の均衡選択に関する相手の予想を変化させ、自分の好む均衡を選ばせる)に近いのではないでしょうか。「秘策」の話をはしょれば、ちょうどぴったり来ると思います。おっしゃるとおり、この話の方が、この場合、シグナリングより面白そうですね。

ただし、ForwardInductionの例はいっぱいあり、どれを念頭に置かれているかで、話は変わってくるかもしれないので、このコメントは見当違いかもしれませんが。

Posted by: tazuma | August 10, 2005 at 02:03 PM

>それよりも、都市部を支持基盤にする民主党が党を挙げて反対した事が問題なように思います。

ああ、これすごく同感です。
今回の否決と解散で議席数は伸ばすかも知れませんが、今後の民主党にとって拭いきれない何かを残したと思います。

Posted by: 名無之直人 | August 10, 2005 at 05:43 PM

亀井君の「解散しない」発言は、これもまたシグナリングである可能性があります。
つまり、彼がそう発言することにより、解散しないと信じたい他の議員がそう信じる可能性がある、ということです。
これが成り立つのは、郵政民営化法案を潰すこと(およびそれに付随して起こると予想されるもろもろの事)が解散を阻止すること(およびそれによって防がれるもろものの事)より亀井君にとって重要、という判断があってのことではありますが。

Posted by: 鳳天 | August 10, 2005 at 08:41 PM

アングラさん、コメントありがとうございます。

本文を書いていたときには、私には県連レベルでの独自の動きなど予想も出来ませんでしたので、そういうものがないことを(暗黙に)前提として書いてしまったのですが、この動きって小泉首相にとっても意外なものだったんでしょうかね?もし造反議員も小泉首相もそうなる可能性が高いことを知っており、かつ互いに相手がそれを理解していることを知っているとしたら(ややこしいですね・・・)、それは本文で書いた状況を左右する要素にはならないはずなんです。お互いの手の内の読みあいがカギですので。

どちらにせよ、おっしゃるとおりイギリスに比べて日本の政党政治の意思決定過程は偉く複雑そうですから、私の書いた単純なメカニズムが機能しないケースって結構多いのかもしれませんね。

Posted by: 馬車馬 | August 10, 2005 at 09:12 PM

tazumaさん、コメントありがとうございます。

forward inductionそれ自体が大ハズシじゃなくて安心しました。秘策の件については全くおっしゃるとおりだと思います。秘策があるかないか以前に、ゲーム上でそれがまるで定義されて無いのですから問題外ですね。

ご指摘の通り、なんとなく念頭にあったのはburning moneyの文脈です。といいますか、他の文脈は知りませんでした。そんなに色々バリエーションがあったんですね・・・なんとなく頭でっかちな概念だと感じていたので(それでも好きな考え方なんですが)、あまり裾野は広くない概念だと信じ込んでいました(根拠なく)。

政治・社会ネタを書くときはゲームな考え方に沿って書く、と決めているのですが、いつも適当に「それっぽい形」にまとめておしまいにしてしまっていたので、このようにご指摘/ご教授いただけると大変ありがたいです。よろしければ今後もツッコミをいただければと思います(お暇なときにでも)。

Posted by: 馬車馬 | August 10, 2005 at 09:22 PM

名無之直人さん、コメントありがとうございます。

本文を書いた後で、資料が揃わなかったので没にした郵貯ネタがあったのを思い出し、復活させるべくちょこちょこ考えているのですが、今回、郵政改革に限った場合、民主党を弁護するのはほとんど不可能だと思います。あらゆる意味で首尾一貫の対極にあるかと。それだけにまた小泉首相のパフォーマンスが映える面もあるのでしょうが。

Posted by: 馬車馬 | August 10, 2005 at 09:34 PM

鳳天さん、コメントありがとうございます。

ひとつ不思議なのは、本来であれば亀井氏は小泉首相についてのなんらかの情報を握っていて初めてシグナルに意味を持たせることが出来るはずなのですが、イマイチそうとは思えないこと、それにもかかわらず彼の言を信じた人間がいたということですね(上のコメントでは私はそういう人間を真正の阿呆と呼んだわけですが)。

どうもそういう半端造反議員の考えていることが良く分からないです・・・。

Posted by: 馬車馬 | August 10, 2005 at 10:45 PM

<おわび>

色々とコメントやTBを頂いている最中なのですが(ありがとうございます)、週末までネット環境のないところ(探せばあるのでしょうが)に行く関係で、頂いたコメントにお返事できなくなります。TBもいくつか頂いているのですが、そちらも週明けにコメントさせていただきたいと思います。ごめんなさい。

Posted by: 馬車馬 | August 10, 2005 at 10:48 PM

> どうもそういう半端造反議員の考えていることが良く分からないです・・・。

人は自分の信じたいことだけを信じる、ということではないでしょうか?

正直、今の議員の多くは親の票田を受けついただけというのが多く、本気で命のやり取りをする様な修羅場をくぐってきた人間は少ないように思えます。古来、現実を真摯に見つめて己の意見を変えれるようなものは偉人の類に属しますが、そういった人間はもとより数が少ないのが現実です。そして、この時代、そういった巨人たちは政治の世界ではなく、経済界にいるのではないでしょうか?

それから、実際に彼らがつぶしたかったのは、実は郵政法案ではなく、その後に議題に上るはずであった別の法案だ、という話も聞きます。ことの真偽はわからないのですが、実際にそうであった造反議員がいてもおかしくはありません。

Posted by: 鳳天 | August 11, 2005 at 11:45 PM

鳳天さん、コメント有難うございます。リプライが遅れてごめんなさい。

確かに、その後の造反議員や欠席議員の言動をみても、鳳天さんのおっしゃることが正しいのかもしれませんね。

後半部分ですが、その法案をつぶすために政治生命を賭けたというのであれば良いと思いますが、覚悟不徹底のままだったのであれば軽蔑の対象にしかなりませんね。

Posted by: 馬車馬 | August 17, 2005 at 09:50 PM

私は、そもそも小泉さんには勝算があるのではないかと思っています。
基本的に彼はパフォーマンスで国民的人気を勝ち得ることによって権力を
維持してきた政治家です。
衆院ではあれだけの与党議員が反対に回ってもなお可決されているのですから、自民党の反対派議員が全員落選して民主党議員が当選したとしても
まだ与党が過半数を超えている、すなわち小泉さんのいうところの
勝利、ということになります。
前回の選挙ではさほど自民党に風が吹いていたような記憶がないので
(うろおぼえですが)、たとえ今回民主党が更に議席を伸ばしたとしても
単独過半数どころか、綿貫新党、社民、共産を加えても過半数は無理でしょう。むしろ小泉さんは目をひくような候補者を擁立して流れを自分の方に引き寄せているように思えます。

公明が民主側に寝返れば話は別ですが、民主党が果たして「神崎首相」なんていうウルトラCを繰り出せるものでしょうか。かなり疑問に思います。
私はどちらかといえば政権交代はあった方がよいという考えですが、
今回の郵政法案における民主党の対応はやはり党利党略しか感じない
もので、民主党に風が吹くとは思えません。
党首の岡田さんも、あんまりカリスマ的な人気がでるとは思えないですし。。

Posted by: のびい | August 18, 2005 at 01:58 AM

のびいさん、コメント有難うございます。

なんだかすっかり小泉有利な流れですが、それでも浮動票という予測の付かないものにある程度依存しなければならない事は間違いなく、そこにかけた度胸というのは半端ではないなと思います。

民主党は駄目ですね。あまりこのブログで特定政党に肩入れするつもりはありませんが、少なくとも郵政については話になりません。全く勉強してないのが見え見えです。
そのあたりは今書いているシリーズの第4回あたりで・・・(選挙前に書き終わるといいのですが)

Posted by: 馬車馬 | August 21, 2005 at 01:04 PM

Wow! This blog looks just like my old one! It's on a completely different subject but it has pretty much the same page layout and design. Excellent choice of colors!

Posted by: plastic supply | October 16, 2013 at 11:33 AM

Hі my family membеr! I wіsh to say that tҺis article is amazing, ǥreat written and come with approximɑtely all vital infos. Iwould lіke to peer eхtra posts like thgiѕ .

Posted by: escorte-girl | August 11, 2014 at 05:51 PM

Please let me know if you're looking for a author for your blog. You have some really good posts and I feel I would be a good asset. If you ever want to take some of the load off, I'd absolutely love to write some material for your blog in exchange for a link back to mine. Please send me an email if interested. Many thanks!

Posted by: ultrason pour chien qui aboie | August 12, 2014 at 05:28 AM

What's up all, here every person is sharing these experience, therefore it's good to read this blog, and I used to pay a quick visit this webpage everyday.

Posted by: Ambrose | August 12, 2014 at 04:00 PM

Can I simply just say what a relief to uncover someone who actually understands what they're talking about online. You definitely understand how to bring a problem to light and make it important. More and more people must read this and understand this side of your story. I was surprised you aren't more popular since you definitely have the gift.

Posted by: hemorroides internes | August 15, 2014 at 05:35 PM

Heya i am for the primary time here. I came across this board and I find It truly helpful & it helped me out a lot. I am hoping to provide one thing back and help others such as you aided me.

Posted by: collier anti aboiement pour chien forum | September 18, 2014 at 12:43 AM

Ahaa, its fastidious dialogue on the topic of this article here at this web site, I have read all that, so now me also commenting here.

Posted by: collier anti aboiement citronelle | September 20, 2014 at 06:09 PM

I am genuinely grateful to the holder of this web site who has shared this impressive post at at this time.

Posted by: best dating Sites | January 26, 2015 at 01:12 PM

Excellent blog you have here but I was curious about if you knew of any user discussion forums that cover the same topics talked about here? I'd really love to be a part of community where I can get suggestions from other knowledgeable individuals that share the same interest. If you have any suggestions, please let me know. Appreciate it!

Posted by: las chicas mas Hermosas del planeta | January 29, 2015 at 12:46 PM

What's up to every single one, it's actually a pleasant for me to pay a visit this web site, it includes important Information.

Posted by: payday loans no credit check | February 08, 2015 at 06:44 AM

Awesome site you have here but I was wondering if you knew of any community forums that cover the same topics discussed in this article? I'd really love to be a part of group where I can get comments from other knowledgeable individuals that share the same interest. If you have any suggestions, please let me know. Appreciate it!

Posted by: minecraft for free | February 13, 2015 at 08:01 AM

Hi there! Someone in my Myspace group shared this website with us so I came to give it a look. I'm definitely loving the information. I'm bookmarking and will be tweeting this to my followers! Fantastic blog and superb design and style.

Posted by: free music downloads | February 14, 2015 at 01:59 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/41088/5346325

Listed below are links to weblogs that reference 指導者の資質(上):

» 郵政民営化法案は参議院で可決される [1喝たぬき]
中曽根元文相が郵政民営化法案で「反対」表明2005年 08月 5日 金曜日 12 [Read More]

Tracked on August 07, 2005 at 04:37 PM

» 郵政法案否決、衆議院解散 [カタログ落ち]
 考えさせられるという点では今私の中ではアニメより面白い話題です。正直郵政法案が否決されるとは思いませんでした。[http://d.hatena.ne.jp/corydalis/20050706/1120648948:title]というエントリーでも述べたのですが、郵政民営化への反対というのもただのポーズかと思っておりました。今んHKラジオを聴いているのですが、そのなかでも小泉首相の郵政民営化法案には正直反対なんだけど、神輿としてほかに担ぐべき張りぼてがいないからしぶしぶ首班に指名した部分があるので... [Read More]

Tracked on August 08, 2005 at 11:09 PM

» 小泉改革の本質とは? [杣山人御留]
 ついに解散となった。争点は、何と言っても小泉政権の四年間をどう評価するかであろう。小泉首相の言い分は、昨8月8日、20時30分からの首相記者会見でも実にはっきりしている。全文は「官邸のページ」で読めるが、テレビで見ていて、これまでこれ程明確に解散理由を述べた総理大臣はいなかったのではないかと思わざるを得なかった。  自民党議員でなくても、この解散には反対する向きも少なくなかっただろうが、ここで継続審議、小泉政権継続と言うことにでもなれば、日本の政治はレイドダック状態の小泉首相を抱え、何も進ま... [Read More]

Tracked on August 09, 2005 at 03:22 PM

» 8/10現在における人気エントリー・記事 [2005夏衆院総選挙まとめブログ]
人気エントリは、はてなブックマークで10ユーザー以上が 今回の総選挙に関連してブックマークしたものから選び出したものです。 こういう風な大きな関心事が世の中で喚起される時には こういうまとめサイトじみたものが必要かと思い、 つくった次第です。 郵政民営化、..... [Read More]

Tracked on August 10, 2005 at 07:46 PM

» 勝負師の血 [nullpo.printStackTrace();]
今更、衆議院解散を受けての小泉内閣総理大臣記者会見を読んでいる。「国民に改革の是非を問う、賭けるのはオレの首」と。男気溢れる名演説だぁね。感動した。 だが、クビを賭ける、とは言ったものの何の勝算も無...... [Read More]

Tracked on August 12, 2005 at 01:30 AM

» 選挙話 [島国大和のド畜生]
 社会人は政治と野球の話題を公の場ではしないのが普通だけど、自分は社会不適合な人間なのでガンガンする。ちなみにノンポリなので支持政党は無い。 [Read More]

Tracked on August 13, 2005 at 10:28 AM

» 小泉政権は何をしたいのか [worldNote]
月曜には何かが決まりそうだが... 衆院で可決、参院で否決、これで衆院解散総選挙というのは、何だかよく分からない。一方、このままでは小泉政権がジリ貧だから、一気に信を問う総選挙という理屈も通らないでもない。衆院で可決だったといっても僅差だったから、これが大差になれば、参院も通すかもしれない。 #しかし、参院の構成は変わらないのだから、変わるのは審議の時間がもう少しとれるくらいで、同�... [Read More]

Tracked on August 13, 2005 at 01:08 PM

» ネットTVで反対派荒井広幸氏(参院議員)の話しをじっくり聞きました。いや~ぁ、小泉の"郵政民営化"なんてとんでもないナ。 [雑談日記 (徒然なるままに、、。)]
インターネットTV、VIDEONEWS.COMでじっくり聞きました。http:/ [Read More]

Tracked on August 18, 2005 at 03:19 PM

» 郵政民営化と金の流れを図に描いて考えてみました。 [雑談日記 (徒然なるままに、、。)]
 要するに、問題点は次のようなことらしい。  郵政民営化法案は何度も修正された上 [Read More]

Tracked on August 18, 2005 at 03:20 PM

» 皆さん読んだ方がいい「海外メディアが伝えた小泉・郵政解散劇の評判」 [雑談日記 (徒然なるままに、、。)]
 以下、重要な記事と判断し、また現下の緊迫化した政治情勢にかんがみ、全文引用しま [Read More]

Tracked on August 22, 2005 at 11:07 PM

« 人民元切上げのお話 | Main | 郵貯:改革の理由(1) 民営化について言える事 »