統計には誤差があるんですってば
このブログは最近は隔週刊を目安にしているので、今日はエントリーを書く気はなかったのだが、週末にこんなアツいネタを用意されてしまっては書かないわけにも行かない。これは何かの挑戦ですか朝日新聞社。
要するに、朝日新聞社の社員が小泉首相の靖国参拝についての世論調査の解釈を巡って大激論の末に乱闘騒ぎになって警察が呼ばれた、というしみじみと味わい深いイベントがありました、ということらしい。ただ、筆者はこの乱闘騒ぎそれ自体についてどうこう言うつもりはない。オトコノコたるもの、拳で友情を語り合うのは至極自然な事である。日本が誇るクオリティペーパーの社員が40になっても青春の輝きを保ち続けていたという事実に、筆者は日本の将来の明るい輝きを見た思いがした。後は来月あたりに、彼らが肩を組んで夕日へ向かって歩み去る姿を築地界隈で見る事が出来るかどうか、それだけが関心事だ。
で、一体彼らはどんな問題にその青春の熱い血潮をたぎらせたのかねと思って記事を読み進むと、(世論調査の)『結果は「よかった」が42%、「するべきではなかった」が41%とほぼ拮抗(きっこう)。関係者によると、この微妙な解釈をめぐって大ゲンカとなったという。』 待てコラ。何をどう間違えたらこれが喧嘩の種になるのか。他のどんな問題で喧嘩になっても構わないが、この問題で、世論調査部という統計処理の担当者が喧嘩をすることだけはありえない。というか許されない。
とりあえず、読者の皆様に筆者の脱力感を共有していただくために、以下少し世論調査の読み方を説明したい。お付き合いいただければ幸いだ。(10月26日:文末に重要な追記)
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